面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

まさかのタイミングでポンペイ展@上野

トンガの火山噴火、無人島だったらしいのは、救いだったと思います。
亡くなった三人の方は本当にお気の毒ですが、住民のいる島だったらどれほどの被害になっていたことか。


15日に噴火のニュースを知ったとき、個人的にはあまりのタイミングが驚きでした。
全然関係ないですが、その前日から東京国立博物館で「特別展 ポンペイ」やっていたので。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ポンペイというのは古代ローマ時代のイタリアにあった都市で、紀元79年に火山の噴火で逃げ遅れた住民もろとも火砕流に埋まってしまったんです。



その展覧会に行ってきました。
日と時間帯が指定の電子チケット方式なので、人数制限がされていて、見やすいです。
しかもなんと、オール撮影OKという太っ腹!
SNSで広めてもらうことを期待しているのかもしれません。




「ブドウ摘みを表わした小アンフォラ」
ワインの壺。こんなに細部まで残っているなんてすごい。
クピド(キューピッド)たちがワイン作りをしています。
カメオガラスの細工に見惚れてしまいます。
このあたり、ウェッジウッドのジャスパーウェアの元ネタですね。



「猛犬注意」
本当に、邸宅に番犬のいるアピールとしてつけられたそう。
モザイクです。なんて豪勢!



「炭化したパン」
本当にパンです(^_^;)
当時のパンが高温で炭化し、灰の下に埋まっていたらしい。
これを模したクッションがミュージアムショップで売られていて、ちょっとそそられました……。



「エウマキア像」
毛織物業の組合の後援者だった裕福な女性の大理石像。
古代ローマはガチの男性社会でしたが、裕福な層のなかには、活躍していた女性もいたんですね。


滞在時間は90分以内でよろしく、という掲示がありました。
じっくり見て、スマホで写真も撮って……正直、足りません!
わたしでぎりぎり90分でした。
いらっしゃる方はご注意を。