食器のメンテナンス
ブログ村でいちおうアンティーク・インテリアにも登録しているくらいなので(あんまりアンティークっぽくないインテリアですが)、古いものがけっこう好きです。
古い洋食器、とくに陶器で困るのが、貫入がびしばし入っているものが多いことなんです。
たとえば、これからどんどん使っていきたいこの器。
拡大すると、こんな具合。
貫入というのは、器の本体ではなく、釉(うわぐすり)に入ったひびのことです。
和食器だと、これも風情、景色として、器が「育っていく」楽しみと考えたりもしますが、この器のデザインだと、このひび模様が茶色になるのは似合わないような……。
そういう場合は、目止めといって、大鍋に入れて米のとぎ汁で煮てから、ひと晩そのままにして冷ますんですね。
でんぷんが隙間をふさいでくれるわけです。
ただ、この器は25cmくらいあって、わが家の鍋には入らない(T_T)
子供のころ母が使っていた、アルマイトか何かの大鍋(筍をゆでていた)なら入ったはずですが💦
結局、いったんぬるま湯を入れて器を温めてから、沸かす手前くらいにしたとぎ汁を入れて、ひと晩放置。これを二回繰り返しました。
これで、ちょっとは違うかしら。
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