面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

これはガパオなのか?

先日、仕事で遅くなって、二軒あるスーパーのうち品がいい店のほうは閉店時間を過ぎてしまっていました。
なので、もう一軒の安いスーパーのほうへ。


冷凍していないひき肉を、ぱぱっと晩ごはんにしたい。
よし、ガパオにしよう。
……と、思ったのはよかったのですが、中華・エスニック食材のコーナーに、ガパオの素というか、レトルトのソースがありません。
売り切れというわけではなく、はじめからないようです。


小さい店ではないので、「うっそー!」と驚いて探したら、カレーやシチューのルーのコーナーにこんなものが。



ガパオのルー??
ガパオのソースって、ルーにできるものなの?


頭の中は「?」だらけでしたが、とにかく急いでいたので、買って帰りました。


そして作ったんですが。
見た目は、微妙に違う気がするものの、ひき肉とパプリカで、まあガパオっぽい。
ただ、ひと口食べたら、ちーがーうー!
完全に、ひき肉の味噌炒め煮でした。
もろに味噌味です。
中辛と表示されていますが、まったく辛くなく、相当にしょっぱい。


なんなのよコレ、と思い、パッケージの原料表示を見てみました。



脱脂大豆と豆腐発酵調味料って、要するに味噌じゃないですか。
日本の味噌でなければ豆豉醤とか。
粉末しょう油。どうりでしょっぱいわけです。
それに小麦粉。ルーを固めるためには必要でしょう、でもそれはガパオなのか?



さらにパッケージの表示を見ていたところ、もうひとつ衝撃的な文字が。



ナンプラー不使用。


ナンプラー不使用、それはガパオなのか!?



いろいろ疑問に思い、ガパオでググってみたところ、


ガパオというのは、本来はハーブの名前で、日本人が「ガパオ」といってイメージするものは、「パッガパオガイ(鶏肉のホーリーバジル炒め)」というらしいです。


普段、食品については、おいしかったものを取り上げるようにしていますが、あまりにも衝撃だったので書いてしまいました。
ルーはもう一回分残っていますが、どうにも無理😨