面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

いかなごのくぎ煮の思い出

今年も季節がやってきて、いかなごのくぎ煮を買いました。
お気に入りはこの、山椒の実入り。



ちょっと前に買ったのが、もう残りわずか。



普通はご飯といっしょに食べるものかなと思いますが、おいしくて、小腹がすいた時など、おやつがわりについ、スプーン一杯ずつつまみ食いしてしまうんです。



いかなごのくぎ煮を初めて食べたのは、遅くて、ひとり暮らしを始めてから。
それまでは、小魚というと、しらす干しでした。
小さい頃は、いわゆる「ちりめんモンスター」探すの好きでしたね。ちっちゃいエビやアジらしき魚。


それが、あの阪神淡路大震災があって、ちょっと後に開催されたチャリティバザーに、神戸出身の方が自家製のくぎ煮を出品していたんです。
くぎ煮という名前自体、それまで知らなかったのですが、なんかぴんときて、1パックがかなりの量だったのを、ひとつ買って母と半分こしてみました。
(当時まだ本当にお金がなくて、その1パックの値段もきつかったというのもある)
そうしたらおいしくて、すっかりはまってしまいました。
いまでは年に何回も買います。