面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

ランと青い花を見に @向島百花園

この連休中は、出社日はわずかですが、締め切りに追われて仕事漬けの予定。
でも、座りっぱなしじゃまた腰痛が怖い。
……という口実で、向島百花園へ花見散歩に行ってきました。



門前で迎えてくれるのはコンニャクの花(^_^;)
かなりの高さ、1mは軽く超えています。  
言われなければ、これがコンニャクとも、花とも、わかりません。


向島百花園は、都心の小さな植物園で、庭の花や鉢植えの花がコンパクトにまとまっていて、一時間くらいでいろいろ楽しめます。
入り口付近以外は花壇のようではなく、木々のあいだや草むらにひょいと咲いていることが多いので、名札があっても気がつかないこともあるのですが、逆にそこが宝探しみたいでよかったりします。



セッコク。
木や岩につくランで、籠に仕立てて吊り下げて飾られていました。



ハナシノブ。
鮮やかな青い花で、見ているだけでわくわくします。



あちこちにシランが咲いていました。華やかですね。
子供のころ、庭にほしかったな。



こんな庭園です。
どこを向いてもしたたるような緑。



藪の中にひっそり咲いていたチョウジソウ。
淡い水色の小さな花で、あやうく見落とすところでした。



ムラサキセンダイハギ。
「せんだいはぎ」というと、どうしても歌舞伎の「伽羅先代萩」を連想してしまいます。



エビネ。
保護地で盗掘される話をよく耳にしていました。
渋い色のラン。



キエビネは鉢で展示されています。


青い花といえば、アヤメも咲いていて、エンドウミリエさんのこの記事

のおかげで、カキツバタじゃないとわかりました。


花見に出たのは、最初、あしかがフラワーパークへ藤を見にいきたかったからです。
毎年報道されるみごとな藤を一度見てみたいのですが、あそこまで行くとなると一日がかり。
それならば向島にも藤棚があったっけ、と思い、ここにしたのでした。
ところが、たしかに藤も咲いてはいたのですが、今日はまぶしい晴天。
見上げるような木の花を撮るのは、わたしの腕と今日のレンズでは難易度が高すぎて、かんじんの藤はながめるだけで終わってしまいました。