去りゆくヒーローに乾杯
平野歩夢くん、金メダルおめでとうございます。
二回目のランの納得いかない評価にも心がぐらつくことなく、さらに完成度の高い結果を出してくるのは、お見事というか、すごい精神力だと思いました。
普段、数字で勝敗が歴然とする陸上競技を見ている身からすると、ああいうジャッジがなされる競技は、いろいろな意味で、大変ですね。
金メダルの演技以上に印象に残ったのが、スーパースター、ショーン・ホワイト引退です。
わたしはスノーボードはまったく知らないのですが、頂点に君臨していた人が、いままでできていた技やスピードが出せなくなっていくときの気持ち、引退を決意するときの心中を、彼の姿に、思いやらずにはおれませんでした。
凡人には推しはかりようもないですが……。
ちょうど、藤井聡太四冠の快進撃の陰で、羽生善治さんがA級陥落していたように。
同じ五十代、羽生さんが返り咲けることを願っています。
あとで晩ごはんには、ヒーローの最終戦にひっそり乾杯しましょうか。
晩ごはんの写真は間に合わないので、昼ごはん。
焼き厚揚げの黒こしょうソースに小ネギたっぷり
生ハムのサラダ
ゆかりごはん
コーヒー
――――
ここからはマニアックな話なので、自分のメモとして。
スターの引退というと、どうしても思い出されるのはこの曲。
バレエのプリマ・ドンナが、得意の回転ができなくなっていき……という歌詞。
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