面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

加齢と髪型 2

WBCが準決勝に続いて劇的な勝利! 
今日は出勤日だったので、昼にツイッターで後追いして、漫画かというような展開に驚き、いまは再放送のテレビをつけています。
普段は野球を見ないのですが、そのわたしですら、なので、視聴率はさぞかし凄いことになっているでしょう。
試合前に大谷がした、「憧れるのをやめましょう……今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」というスピーチは、すてきでした。
強い相手に敬意を示しつつ、自分たちはそれを超えるのだという心意気が。
「野球を大好きになってもらえるように」というインタビューも。




……という日に、こんな話題もなんですが。
前回の続きです。


証明写真を撮りなおすと決めたものの、同じ店には行きづらい。
それに、「これでだめならあきらめもつく」というところまでやってみたい……お財布が許す範囲で。
ということで、行動範囲内で気軽に入れる写真店として思いついたのが、デパート内の写真館です。


証明写真を扱っていることをネットで確認のうえ、仕事帰りに寄ったら、すぐその場で撮ってもらえました。
そして撮影ののち、Photoshopの作業に入ったとき、撮ってくれた女性がふと言ったんです。
「立ち入ったことをお聞きするようですが、ひょっとして……天然パーマですか?」


そう、彼女もわたしも、かなりのくせっ毛なのでした。


彼女とは、たちまちくせっ毛談義で盛り上がってしまいました。
縮毛矯正、ストレートパーマ、ヘアアイロン、汗をかくとくせが戻ってぼさぼさに……。


雑誌でもネットでも、いろいろな髪型が紹介されていて、くせ毛でもOKをうたったものもありますが、だいたい、部分的に毛先がはねているとかの人向け。
髪全体が、うねうねとか、くるくるだとかは、初めから問題外なんです。
ずっとセミロングなのも、まとめ髪にすれば、短くするより、まだ収まりがつくからで。
くせっ毛の人間には、やれる髪型の選択肢がろくにない。


いまはまだ、パーマでもなんでもかけられますが、いまの仕事を退職したら、美容院代もカットだけにして、安くおさえたほうがよいだろうか?
もともと柔らかい髪が、年を取るともっと弱くなるだろうから、あまりダメージをかけないほうがよいだろうな。
……というふうに、還暦過ぎの髪型に悩み始めた今日このごろ。


そういう年齢層向けの雑誌を見てみようかと思うのですが、仮にヘアスタイルが載っていたとしても、やっぱりわたしのようなくせっ毛は載っていないんだろうな、という気もするのでした。


来年の大河ドラマは紫式部(+源氏物語)だとか。
平安時代、美人の条件のひとつが、真っ黒でまっすぐ、艶やかな長い髪でした。
当時も(どの程度かはわかりませんが)くせっ毛の女性はいて、いまでいう蒸しタオルのようなもので、少しでも髪をまっすぐにしようと苦心した記録が残っているそうです。



あちこち桜が花盛り。
でも東京は明日から週末にかけて雨。
一番の見ごろだろうに、残念です。
これは日大歯学部のしだれ桜。