面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

初めてのお取り寄せは和菓子

子供のころ、父が長崎に長期出張に行き、すっかり「あごだし」にはまって帰ってきました。
〝あご〟と言われても、子供には何のことやら。
トビウオなんですね。
家族みんな気に入り、当時は母がいちいち手紙書いて代金振り込んで、せっせとあご出汁をお取り寄せしてお吸い物にしていました。


いまはネットでいろんなものが手に入りますが、楽天があるせいで、かえって楽天にもアマゾンにもないものを取り寄せるという感覚がなくなっていました。


昨年、デパ地下の催事コーナーで、たまたまちょっと心惹かれたお菓子を衝動買いしたら、おいしいのなんの。
ところが、それは最終日だったようで、翌日行ったらもう店が変わっていたんです。


虫の知らせか、袋をとってあったので、ネットで検索したら、楽天にはないけれど店のサイトがあって、通販もしている様子。



新潟の丸屋本店。
「お稽古用の和生菓子」って、茶道でしょうか。
藤井聡太さんの対局おやつにも選ばれたとか。
……すごい店でした💦


その時は、探していた品はシーズンオフになってしまったようなのですが、先日ふと思い出して見てみたら、また販売していたので、ぽちり。



届いたので、たかがお菓子でも開封の儀をしてしまいます。
それだけのことはありそうな包みですよね。



枝豆で新潟県(豆が佐渡?)をかたどっているのだと、いま気がつきました。



「越後のえだまめ餅」という名前です。


六個入りを買うと、送料などなんだかんだで倍くらいの金額になってしまうので、家族のいる家ならたくさん入っているほうが、きっとお得。



要するにずんだ餡なんですけど。
餅は羽二重餅のようにふっわふわ、餡がうっすら透けたような色が雪の下の緑のようで(別にそれを模したわけでないと思うけど、季節柄)、「初春」という雰囲気です。
餡も上品な味で、甘さのきついものが苦手なわたしにはありがたい。


たぶんまた食べたくなるし、贈り物にもよさそうなので、きっとリピートします。


このお店、いろいろな果物や野菜を使ったお菓子がどれもおいしそうで、あれもこれも手を出したくなってくる……。


(先日スコーン買いに行かなかったのは要するに、これ買っちゃったからなのだった💦)