脚のマッサージ
靴を一足履きつぶして、先日買い替えたら、こんなノベルティがついてきました。
足用のマッサージ・ジェル。
あまりおまけには興味がないほうで、普段は断わるか、さっさと捨ててしまうことが多いのですが、このときはなんとなく取ってありました。
今日一日終わったら、なんだかいままでにない脚の痛さ。
脚というか、くるぶしのあたりが、むくんだような鈍痛でした。
わたしの仕事は、座りっぱなしか歩き回るかで、じっと立っている作業はあまりないので、そういう仕事の方は、こんなものではすまないですよね……。
十代の頃に、デパートでバイトをしていたことがありました。
パンプスを履いて、ショーケースの後ろで、あまり動くこともできずに一日立っているのは、その若さでも本当にきつかったです。
とまあ、そういうわけで、このジェルがあることを思い出して、使ってみました。
刺激を与えるためのスクラブ入りで、顔などに使うものより、はっきり粒の大きい手触りです。
お湯で簡単に流せて、すっきりさっぱり。
……快適かも?
チューブのサイズにくらべて、中身はちょっぴりらしい手ごたえですが、珍しく、残りも使ってみようかという気になりました。
ミシェル・ファイファー主演で映画になった『シェリ』という小説に、主人公のレアが、やはりくるぶしのむくみを気にして、パンプスではなくショートブーツを履くシーンがあります。
美女レアは当時49歳。
もうその年齢をとっくに超えちゃったんだから、むくみもしますよね。
小説の冒頭に、レアの年齢の数だけ大粒の真珠をつなげたネックレスが出てきて、今でもちょっと憧れています。
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