この年齢になると、親ははっきり高齢者なので、健康に問題がでてきます。
それでも、わが家はたぶん軽いほうだと思いますが。

少し前、母がめまいで倒れかかることが何度かあったそうで、「良性発作性頭位めまい症だろう」と言っていました。
これなら確かに、そう危険なものではないですが、めまいで倒れること自体あぶないので、病院に行くよう頼みこみました。

そうしたら、たしかに発端はその病気だったようですが、すでに治っていたようで、問題はずいぶんと血圧が上がっているせいだとわかったのです。
うちはむしろ血圧が低い家系なのに。
高血圧症としてはまだ軽いほうのようですが、薬を飲むことになりそうです。
この原因、父の酒につきあっているからでは……

父も、基本的には夕食時にしか飲まないし、胃癌で全摘になり食欲がわかなかったときはお酒の助けで乗り切れたので、悪い酒というわけではないんです。
とはいえ、夕食でワインか日本酒を飲むだけでなく、食後もウィスキーなど断続的に延々と飲み続けていたので、全部付き合っていたら大変です。
そして父自身、去年はもうひとつ、おそらく酒が原因の大きい病気をしょいこんでしまいました。

今日、母と電話で話していて、体調をきいたついでに、父の酒量をたずねたところ、前よりずっと短く切り上げるようになったと言っていました。
自分に続いて母まで健康に支障が出たからでしょうか、よかったです。
ただ、母は心配させまいと、ものごとをいいほうに、軽く言う傾向があるのですよね……。
心配は尽きません。

医師から禁酒を言い渡されるよりは、少しでも長く楽しめるように、量を減らすことを選んでほしい。
昔、「少し愛して、ながーく愛して」というCMがありましたが、まさに。
ググったらサントリーでした。

桜並木の河津桜がちらほら咲き始め。
あと少し、ですね。