面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

箱根駅伝が終わって、一年が始まる

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


今年も箱根駅伝が終わりました。
陸上長距離ファン(箱根駅伝に関心のないトラック・ガチ勢を除く)は、正月三が日は駅伝三昧。
これが終わると「祭り」が終わって日常に戻るというか、我に返るというかで、ようやく一年が始まった気になるんです。


今年はコロナ流行のせいもあって、チームのエースや主力選手が出られないとか、予定外の変更を強いられるケースが、ほとんどのチームであったもよう。
見ているほうも、例年にないはらはらどきどきを強いられました。


長距離選手は(たぶん短距離も)ある意味、精密機械のようなもので、狙ったレースの日時に能力を最大限発揮できるように、調整してぴたっと合わせてくるので、予期せず走ることが決まったり、往路・復路二日間のうち予定外の日に出ることになると、その時点でもう大変なんです。
走れなかった選手の無念は言うまでもなく。



年末にキャビアの小瓶をもらったので、応援していたチームが優勝したら、スパークリングワインで乾杯するつもりでした。
惜しくも優勝を逃したので、かわりに、選手たちの健闘を称え前途を祝して乾杯です。


ご馳走独り占めー!


学生スポーツは四年でみんな卒業していってしまいます。
実業団で競技を続ける選手もいるけれど、でもこの「チーム」ではなくなります。
大学のチームって、不思議なくらい、「この顔ぶれだからこそ」の、独特のケミストリーがあるような気がするんです。
そして、応援しているチームにとって、この四年生世代は特別な存在でした。
いなくなってしまうと思うと寂しい……。


赤の他人の、ぶっちゃけ子供くらいの年齢の選手たちに夢中になる(あくまでスポーツ選手としてね)のって、不思議な感覚ですが、四年間こんなにわくわくさせてくれてありがとう!