面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

自転車のメンテナンス

コロナ禍以前と以後で個人的に変わったことのひとつに、自転車に乗る機会が減ったことがあります。
もともと多いほうではないけれど、以前は食料品の買い出しを週末に自転車でやっていたものが、最初の緊急事態宣言以来、仕事の帰りに寄るようになったからです。
休日の近所の外出は、運動不足を少しでも解消するため、なるべく徒歩になったし。


それでも、乗らなくてもタイヤの空気は抜けるし、パーツは劣化する。
昨日は大掃除の一環としてクリーナーで拭き(特になぜか錠まわりが錆びる)、今日は年賀状の残りを投函しついでに、自転車屋へ。


タイヤのバルブを替えてもらって、チューブがかなりボロになっているのを見せられ、「次回はタイヤ周りごと交換ですね」という話に。
ふと思い立って、「自転車(ママチャリ)って、だいたい何年くらいで買い替えるものなんですか?」と訊いたら、「5年、長い人で7年」という答えが。
……わたしの自転車、11年目なんですが💦


そろそろ耐久年数越えでやばいのかなと心配になって訊いてみたところ、買い替えの一番の理由は、タイヤチューブ等の交換にそれなりの金額がかかり(前後で一万円よりはだいぶ安い)、自転車によっては買い替えたほうがお得に感じられるから、だそうです。
わたしの自転車は、普通のママチャリですがそのクラスよりはもうちょい高いので、じゃあ次回タイヤ替えて、もうしばらく乗るかな、という気分になりました。


実は、そんなことを言い出したのは、だいぶ錆や汚れが落ちなくなってきて、ことによったら買い替えも……という考えもあったんです。
(だから、買い替える気持ちもわかる。
どうせお金を払うなら、ぴかぴかのに乗りたいんですよね)
そうしたら、「自転車は相性があるので、この車で乗り心地がよいなら、手入れして乗り続けるのがいいですよ」という話でした。
たかがママチャリではありますが、高価なロードバイクやレース車の整備もしているような店で言われると、捨てたくない性格としてはなんだかほっとします。



で、自転車用の錆落としも買いました。


「錆が落ちても、そのままだとすぐまた錆びるから、『クレ556』を塗ってね」
クレ556?


帰宅して、工具入れを見たら、これか!



ありました。Kure5-56。
以前に住んでいたところで、カギが玄関のカギ穴にすんなり入らなくなるトラブルがあったときにもらったものです。
そういう名前だったのか(^_^;)


自転車屋では、前輪のスポーク(放射状の部分)がけっこう錆びていることを指摘されてしまいました。
コロナ禍で変わったことは、自転車に乗る頻度が減っただけじゃない。
白状すると、ここ二年、空気入れ以外お手入れをろくにしていませんでした。てきめんです。
以前の家だと、玄関と自転車置き場がとても近かったのですが、いまは用事がないと行かない場所なので、ぜんぜん乗らないと、つい。
もしわたしが大規模マンション住まいだったら、この面倒くさがりなので、わざわざ駐輪場まで行って手入れなんて絶対していないと思います。


いまの会社を退職したら、自転車のお世話になる頻度が上がるはず。
その時にも同じものを使い続けているかはわかりませんが、もうちょっとメンテナンスをしなければと、反省しました。



そんなこんなで、クリーナーとKure5-56ほか自転車関係は、玄関の傘とほうき置き場の上になりました。
早めにラベルつけないと忘れそう。