古いもののほうが良いという困惑
そろそろウールのセーターの出番がくる気温になってきたので、セーターの引き出しを開けてながめてみました。
もともとウールのニット類は、捨てられないせいで多すぎたのですが、コロナ太りでスカートをほとんど履けなくなったので、スカートにしか合わない丈短めのものやぴったりシルエットのものを処分して、だいぶ風通しがよくなりました。
それでもめったに活用しないものがまだあります。
断捨離の余地あり。
ネットで検索していたら、「ニット類はくたびれてくると毛玉ができやすくなるので、それが捨て時」という説明に出くわしました。
なるほど!
それで、新しく一着買って、着心地がいいけど毛玉できまくりになった、ピンクベージュのこのカシミヤを普段着におろしたのですが――。
捨てようかなと、セーターのなかで一番の古株を手に取ってみたら、毛玉ほぼなし。
そういえば、以前は通勤にメインで着ていたそのセーターは、ほとんど毛玉をとった記憶がありません。
最古参のセーターにしても、色がボトムスと会わなくて去年部屋着におろしたカシミヤにしても、毛玉ができにくいし、編地はしっかりしていて艶があるし、古いもののほうが明らかに品質がよいんです。
写真のセーター(デパートで購入)は、着る機会が多かったのは確かですが、着はじめのうちからびっくりするほど毛玉ができてしまい、そんなに擦れるような着方をしているだろうかと心配になったものでした。
これが特に悪いとかではなく、全体的に近年買ったもののほうが毛玉ができやすい感じです。
たぶん、古いセーターと同じくらい、「これだ!」と思える服に出会ったら、あきらめがつくんだろうと思います……。
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