面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

26年前の雑誌が出てきた

いままで何度か引っ越すたびに、特に大事な家具でなくても、使えるものは使い続けていました。
予算を節約できたから、それはそれで正しかったのですが、それでも、もうちょっと考えるべきだったかなと思うものはあります。


これから年を取っていくにつれて、たぶん生活を縮小して、物を減らしていくことになる。
わたしの場合、たとえば仕事関係の本や資料がたくさんあり、今の仕事を退職したら、そのかなりは不要になります。
そしてそのスペースを別の用途に使う可能性がすでにある。
それを考えたら、大きい本棚よりも、せめてより汎用性の高い棚に替えておくべきだったのでは、とか。
そういう時、引っ越しっていいチャンスではあるんですよね。


そういうわけで、時々折を見て家じゅうの本を少しずつ処分などしているのですが、ムックのコーナーにずいぶんと懐かしいものがまぎれているのを発見してしまいました。



『ヴァンテーヌ』1995年5月号。
26年前のファッション雑誌!(^-^;


二十代の後半、ここに載っているような服を買うお金なんてなくて、それでも美しいコーディネートを見ているだけでもうれしくて、よく買っていました。
当時デザイン関係の仕事をしていた友人も、この雑誌は写真とレイアウトが見事だと愛読していたっけ。
三十すぎて、やっといい服もたまには買えるようになったと思ったら、雑誌のほうが休刊になってしまったのでした。



結局ぜんぜんおしゃれにはなれなかったし、いまの服装ははるかにカジュアルですが、微妙な中間色の好みは、間違いなくこの雑誌の影響を受けていると思います。


なんかやっぱり捨てられなくて棚に戻してしまいました。
これだから片づかないのに。