面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

靴の修理、あるいは可能性にお金を払うこと

先日、夏物の黒い靴を買い替えたうえで、同時に寿命がきつつあった二足をどうするかということになりました。
この季節、いままで通勤でメインに履いていた靴なので、なしというわけにもいかない。


そのうち特に活躍した靴は、微妙な色で、ここ数年、色だけでも似たものを見たことがありません。
(グレーと茶色と藤色を混ぜてパール光沢を載せたベージュの靴、みたいな)
修理に持って行ったところ、大きい傷を修理するには、傷を直した上にその色を補わないといけないのでした。


その場でやる方法だと三千円、工場でやる方法だと一万円近く。
どこまで直せるのか、どの程度色を似せることができるのか。
かなりの年数履いた靴に、確信がもてないまま一万円近くを払う決心ができませんでした。


結局、その場でやる修理をお願いし、ダメージはカバーできました。
でも、やっぱり色が違う……しかも傷の部分だけでなく周囲も大きく……。
可能性に賭けて修理に出せばよかったのだろうかと、ぐずぐず考えてしまいました。


近くでよく見なければわからないレベルの違いだし、他の問題もそれなりに修理できたので、今年いっぱいくらいはまだ履けそうです。
自己満足の問題なんです。
その店の問題でもなく、それだけ難しい(たとえば似た靴クリームがない)色なのだと思います。


実のところ、工場に預けたら一か月かかるそうで、修理に出したらその間履く靴が新たに必要になるわけで。
そしてやっぱり、工場に出しても仕上がりが気に入らなかったかもしれないわけで。
それを考えたら、これが正解だったのかもしれません。
とりあえず、お気に入りの靴が、まだしばらく履ける。




今日の昼食
豆腐の卵とじ(卵2個)をご飯二分の一膳にのせて
オクラのオイスターソース&ショウガあえ
ニンジンのナムル(残り)


ちゃんと夜までお腹がもった、と思ったら、夕食の献立も卵を使う予定だった💦