面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

読了:『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』

「お庭でバーベキュー」にお呼ばれしてきました。
そうしたら、なんと飲み物がビールでも麦茶でもなく冷の日本酒。
おいしいし、話がはずむしで、酒が進む進む。
後かたづけの洗い物はちゃんとできましたが、幼稚園児かという時間に寝てしまいました。


とりあえず、往復の電車で、ずっと読みかけの本が読み終えられました。



先日の『服を買うなら捨てなさい』は、具体例はほとんどなく、心構えの話。
こちらは、素敵なインテリアの写真などはないですが、徹底したハウツーで、イラストというか説明図が満載です。


壁に絵はどう掛けたらよいか。
散らかり気味の部屋を少しでもすっきり見せるコツは。
リビングの壁際の家具はどう並べたら部屋が広く見えるか。
お金をケチってはいけないものは何か。
等々。


そのなかで、たびたび重視されるキーワードが、「3」と「対角線」でした。


たとえば、インテリアに悩む人が壁に額を飾るとき、
ひとつだと、寂しかったりすっきり決まらなかったりしやすく、
二つだと、ヨーロッパ的なシンメトリーの感覚で、正しくはあるけどかっちりしすぎ。
同じサイズを三つ並べると、すんなりまとまる、というふうに。


対角線は、部屋、とくにリビングルームのドアを開けた時、最初に視線が行くのが、対角線の角だというのです。
つまり、ここが飾ってあればおしゃれに見え、片付けてあればすっきり見えるわけ。


読了してから、本書の法則でわが家のリビングルームを見ると、



無印のスタッキングシェルフの手前に、もう少し高いキャビネットがあるので、手前から奥(窓)に向かって段々に低くなるというのは、広く見えるセオリーどおり。
額が二つというのは、外れているけれど、一対の絵なので仕方ない。
(悪いわけではない)
そして、対角線にテレビ――これが、本では「無機質に見える」としてダメ出しされている例そのものでした💦
でもね、まさにこの位置に、テレビ用の差込口があるので、集合住宅ではやりがちだと思うんですよ。
まあ、ここに物を置かないようにしているので、「片付いて見える」法則のほうを優先したと思って、当面このままにする予定です。