面倒くさがりなりに、優雅をめざす――シングル・ライフ

リアルでは口にしづらい、お財布事情や断捨離、日々の生活、趣味などあれこれ。

スイセンとチューリップ

昼過ぎ、都心を歩いていたら、街路樹の根元にスイセンが花盛りでした。



え、こんな真冬も真冬、大寒に咲くの、と思って検索してみたら、ニホンズイセンって、花期がまさに12月から2月なんですね。
よりによってこんな季節に、けなげというか……。
花にやってくる虫はいるのかな。
子供のころは庭にいろいろな花が咲いていましたが、スイセンはなかったので、路地では早春の花かと思っていました。


なんでこんなことが気になったかというと、先日の上野。
上野駅から西洋美術館の先を右折して東京国立博物館へ行く途中に、大きな噴水があります。
その周囲に、色とりどりのチューリップが植えられていたんです。
つぼみが大きくふくらんでいましたが、もちろん咲いてはいません。
チューリップの花期は3・4月なので。
きっと、温室でここまでにしてから植え替えられたんでしょうが、なんだか気の毒だと思ってしまいました。
切り花になるのとどっちが気の毒かはともかく、そこまで無理して飾らなくても、と感じるのは、わたしが建築(噴水のデザインも)自体でも楽しめるほうで、そしてそれは多数派でないのかもしれません。